HSPさんの作業効率を上げる【ポモドーロテクニック】

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ポモドーロテクニック

アクセスありがとうございます。カネハナ* です。今回は、HSPさんの作業効率を上げることができる【ポモドーロテクニック】についてご紹介します。

この記事を書くにあたり、HSP気質である私も、8月からポモドーロテクニックに取り組んでいます。その結果、開始一週間で作業効率のアップを実感することができました。

こんなお悩みをお持ちではありませんか?
* 集中力が続かない

* 仕事が遅いと悩んでいる
* 仕事が終わった後、ぐったりとしてしまう
* 要領よく仕事がしたい

HSPさんの上記のようなお悩みも、ポモドーロテクニックを駆使すれば改善することができるのです。今回は、私が取り組んだ簡易版ポモドーロテクニックと、HSPさんに与えるメリットを詳しくご紹介します

HSPさんにおすすめのポモドーロテクニックとは?

ポモドーロテクニックとは?

まずは、私が実践した簡易版ポモドーロテクニックをご紹介します。

ポモドーロテクニックとは

ポモドーロテクニックとは、時間を区切って仕事や勉強に取り組むルーティンのこと。小休憩をとりながら、“25分間全集中→5分間全休憩”をひたすら繰り返します。

25分間はひたすら目の前の業務をこなし、5分間の全休憩では必ず手を止める(雑務禁止)。このポモドーロテクニックを取り入れることにより、集中力や生産性の向上が臨めるとSNSで話題となっているのです。

簡易版ポモドーロテクニック

正式なポモドーロテクニックの方法だと私にはハードルが高かったため、今回は簡易版で取り組みました。正式なポモドーロテクニックの取り組み方については、こちらのサイトで詳しく紹介されています。私の簡易版もこちらのサイトの内容を参考にして、作りました。

カネハナ*流・ポモドーロテクニック
1,  To Doリストを作る
2,  25分作業→5分休憩=1ポモドーロとして計算し、1日のスケジュールを立てる
3,  3~4ポモドーロを終えた後で、20~30分の中休憩を挟む
4,  1ポモドーロを終える毎にチェックを入れていく

HSPさんがポモドーロテクニックを取り入れるメリット

ポモドーロテクニックを取り入れるメリット

ここからは、HSPさんがポモドーロテクニックを取り入れるメリットを、実体験を元にご紹介します。

集中力が途切れない

HSPさんはその敏感さゆえに、些細なことも気になってしまいます。常に触れている情報量が他の人よりも多く、意識が散漫になりやすいのです。そのため、長時間に渡ってひとつの作業に集中できず、他の作業に手をつけてしまうことも日常茶飯事。気になって気になってしょうがないのです。

 

かく言う私も長時間執筆を続けていると、他のことが気になって手を止めてしまうこともあります。

「エアコンが寒すぎる」「虫の音が気になる」
といった、環境が要因となる場合もあれば、

「今日はA社から連絡がくる」「この前の仕事の返事が来ないな」
というような他の仕事のことなど、その時によって内容は様々。
まさに、集中力の「し」の字もない状態でした。

 

しかし、ポモドーロテクニックは25分という短期集中型なので、あっと間に終わってしまいます。早く続きがやりたいと身体がうずうずし、5分間の休憩も長く感じるほど。その結果、今までは執筆に半日かかっていた記事も、2時間で仕上げられるようになったのです!

このように、ポモドーロテクニックの25分という短さは、HSPさんにとって集中力が続くベストな時間配分なのだと実感しました。

意識して休憩をとることができる

HSPさんは真面目で責任感が強く、常に全力で物事に取り組みます。全力投球がHSPさんにとっての通常運転なので、無理をしているという意識がありません。そのため、HSPさんは疲れに鈍感な人が多く、知らないうちに疲労が溜まっていき、ダウンしてしまうのです。

ポモドーロテクニックを取り入れる以前の私は、1日に14時間以上記事を書き続ける生活を送っていました(※眠れない夜に)。

休憩時間はお昼のみで、睡眠もろくにとらない日々。パソコンに向かっている間は全く気になりませんでしたが、締め切り明けの休日は起き上がることすらできなくなっていたのです。

しかし、ポモドーロテクニックを取り入れてからは、以前のような大きな疲労を全く感じていません。それは5分間の小休憩と、20~30分間の休憩を意識的に取るようになったため。「休憩時間も全力で」というポモドーロテクニックによって、程よく肩の力を抜くことができたのです。

このように、一度決めたことは最後までやり抜くHSPさんにとって、自ら決まりをつくることはとっても効果的。頑張りすぎてしまうHSPさんにこそ、ポモドーロテクニックを取り入れて、休息をとる習慣を身につけることが大切なのです。

効率の良いスケジュールを立てることができる

HSPさんは、仕事が丁寧でミスが少ないという素敵な長所があります。しかしその一方で、ミスなく仕事を終えるために、他の人よりも時間がかかってしまうという弱点もあります。それは、HSPさん特有の完璧主義な一面が影響しているから。

 

私も以前の職場では、ミスが少ないと上司から評価されていましたが、手を抜くことができずに残業ばかりしていました。

要領良く立ち回り定時で帰る他の社員を見て、彼らのようになれたらと何度考えたことでしょう。HSPさんは真面目であるが故に、仕事に妥協ができないのです。

 

ポモドーロテクニックは、事前にスケジュールを決めて取り組みます。そのため、計画を立てていくうちに、どの仕事をどれくらいの時間でこなせるかが、分かるようになるのです。

Aは大体2時間で終わるから、3時間かかるBの仕事を入れても今日中には終わるだろう」

というように、自分のキャパシティに合わせて調整できます。

 

仕事に妥協ができず、時間配分が苦手なHSPさんこそ、ポモドーロテクニックのスケジュール計画は自分のキャパシティを知れる絶好のツールなのです。

HSPさんがポモドーロテクニックに取り組む際の注意点|マイルールを設けよう

ポモドーロテクニックに取り組む際の注意点

急な仕事が入ったり、はたまた電話対応に追われたりなど、予期せぬトラブルが起きることを想定して自分なりにマイルールを作りました。ポモドーロテクニックを取り入れてみたいというHSPさんの参考になれば嬉しいです。

お手洗いはできるだけ休息時間に行う

生理現象だから仕方のないことではありますが、お手洗いに行く時間は地味に時間をロスしてしまいます。そのため、できるだけ小休憩の合間に行くようにしました。

休憩時間はできるだけ体を動かす

在宅ワークのため、運動量は減少傾向に。肉付きがどんどんよくなってしまうため、台所まで飲み物を取りに行ったり、スクワットしたりなど、意識して身体を動かすようにしました。

中休憩は目を休ませる

WEBライターにとって、眼精疲労は永遠の悩み。そのため、まとまった時間がとれる貴重な中休憩は、目を瞑ってひたすら目を休ませています。睡眠不足の日は、お昼寝をすることも。

急な仕事が入った時のために、2ポモドーロ分は空けておく

クライアントから連絡が入った時や、急ぎの対応が入った時のために、2ポモドーロ分を確保しておくようにしました。何もなければブログを書いたり、翌日の仕事をこなしたりしています。

まとめ

それでは、今回の記事をまとめます。

HSPさんがポモドーロテクニックを取り入れれば…
他の作業に気をとられることなく、集中して作業に取り組める
1日の自分のキャパシティが分かる
効率の良いスケジュールを立てることができる
意識して休憩をとることで疲れにくくなる

ポモドーロテクニックを取り入れれば、HSPさんの心と身体の負担を軽くすることができます。在宅ワークの人はもちろん、会社にお勤めの人もできる範囲で取り組んでみませんか?

 


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※この記事は、あくまでもカネハナ*の経験をもとに執筆しています。HSPに関する知識は、専門医監修の書籍を参考にしていますが、医学的根拠を保証するものではありません。明確な判断は、専門医にしかできないとご理解ください。
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